長谷寺の本尊にちなみ「観音電車」が運行開始
江ノ島電鉄で運行、極楽浄土をイメージし車内をラッピング
神奈川県鎌倉市の長谷寺が本尊造立から今年で1300年に当たるのを記念し、江ノ島電鉄が「観音電車」の運行を開始した。極楽浄土をイメージし車内をラッピングした特別列車で、来年2月末まで運行する。
壁面や扉などを本尊と同じ金色とし、床は枯れ山水模様に装飾。広告スペースの中づりにはハスの花のデザインを採用した。
運行開始前日の7日には魁子市内の車両基地で安全と新型コロナウイルス収束を祈願する法要が行われた。同電鉄担当者は「乗車中はくつろいでほしい」と話している。