日本ハム佑終飾る、斎藤引退登板で「完全燃焼」


「ハンカチ王子」として注目、七回に全力で7球投げ込む

日本ハム佑終飾る、斎藤引退登板で「完全燃焼」

オリックス戦の7回、現役最後の登板を終え、観客席に手を振る日本ハムの斎藤佑樹=17日、札幌ドーム

日本ハム佑終飾る、斎藤引退登板で「完全燃焼」

引退セレモニーで日本ハムの栗山監督(左)に言葉を掛けられる斎藤佑樹=17日、札幌ドーム(球団提供)

 今季限りで引退する日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が17日、オリックス最終戦(札幌ドーム)で現役最後の登板に臨んだ。

 4-3の七回無死。名前がコールされるとゆっくりとマウンドに向かった。「ただ、ただ抑えにいった」。初球は129キロの直球。結局、2ボール2ストライクから2球連続で外れて四球を与えた。苦笑いを浮かべ、「悔しかった。ただ、それも勝負なので」。度重なる肩や肘の故障で体はボロボロ。それでも懸命に腕を振り、全力で7球を投げ込んだ。

 ベンチに戻ると、万感の思いがこみ上げた。「これでもう、プロ野球選手としては最後なんだな」。栗山監督に声を掛けられ、大粒の涙を流した。

 東京・早稲田実高時代の2006年に夏の甲子園で優勝に貢献。「ハンカチ王子」の愛称で社会現象を起こし、注目を浴びてきた。プロでは結果を残せなかったが、試合後の引退セレモニーで「やり続けたことに後悔はありません」とあいさつ。完全燃焼でグラウンドを去った。