コントラストに彩る「コリウス」や「ダリア」


緊急事態宣後、初の日曜で賑わう国営武蔵丘陵森林公園

コントラストに彩る「コリウス」や「ダリア」

国営武蔵丘陵森林公園で見頃を迎えたコリウス=3日、埼玉県滑川町(村松澄恵撮影)

 緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除後、初めての日曜日となった3日、埼玉県滑川町に広がる国営武蔵丘陵森林公園では、見頃を迎えたコリウスやダリアなどを散策しながら楽しもうと、家族連れなど大勢の行楽客が訪れた。

 公園の西口に位置する「こもれび花畑」には赤や黄色など7品種約1万3千株が植えられ、花畑をコントラストに染める。シソ科のコリウスは夏より秋の方が葉が大きく色も鮮やか。担当者は「コロナ対策をしながらも、楽しく園内を散策してほしい」と語った。見頃は10月下旬まで。

 一方、東京ドームの約65倍の広さの公園では、ふわふわと風に揺れる「羽毛ゲイトウ」、ピンク色の可憐(かれん)な花を咲かせる日本では珍しい「赤ソバ」、2日に開園したばかりの「ダリア花園」も今が盛り。子供連れで訪れた40代の夫婦(東京・府中市在住)は「やっと緊急事態宣言が明けて、県境を跨いでくることができた」と笑顔を見せた。