レスリングで金メダル、川井姉妹が一日署長に
警視庁新宿署で、トークショーに参加し交通安全を呼び掛け
東京五輪レスリングで姉妹そろって金メダルを獲得した川井梨紗子選手と友香子選手が26日、警視庁新宿署の一日署長を務めた。警察官の制服姿で「毎日通る道だからこそ、左右の確認をしっかりしてもらいたい」と交通安全を呼び掛けた。
2人は子供たちを交えたトークショーに参加。質問に答える形で、横断歩道を渡る際のルールを再確認するなどした。
姉の梨紗子選手は練習場まで自転車で通っているといい、「練習が終わる頃、外は暗くて車の通りは少ないが急ぎ過ぎないように気を付けている」と強調。妹の友香子選手は「朝の練習前は眠たいけど、しっかり目を覚まして自転車に乗るようにしている」と話した。
梨紗子選手は「レスリングも交通安全もルールを守らなければいけないという点で共通している。五輪選手はそういうこともしっかりできるんだという姿勢を見せられたらいい」と意気込んだ。