埼玉県狭山市の郷土かるた、「令和版」で復刻


市の職員らが提案、読み札は公募から選定、今どきの句も

埼玉県狭山市の郷土かるた、「令和版」で復刻

埼玉県狭山市の郷土かるた。昭和版(上)と令和版=10日、狭山市

 埼玉県狭山市は、市にゆかりのある人物や歴史、風景、行事などをテーマとした「令和版狭山市郷土かるた」を作成した。1974年に部数限定で作られた郷土かるたを現代風に復刻しようと職員らが提案。公募などで集まった255点から46点を読み札の句に選定した。

 「スマホから インスタ映える 智光山」など、今どきの句も採用。絵札は、「昭和版」に続き、市在住の童絵作家、池原昭治氏が描いた。1組1500円(税込み)で、300セットを販売したところ完売したため増版を決めた。