警視庁、改造拳銃所持の疑いで元教諭を逮捕


ユーチューブに発砲動画、高校生の頃から趣味で所持

警視庁、改造拳銃所持の疑いで元教諭を逮捕

銃刀法違反容疑で逮捕された名古屋市の元教諭の男が所持していた改造拳銃(一部画像処理してあります)(警視庁提供)

 殺傷能力のある改造拳銃など10丁を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課と愛知県警は10日までに、銃刀法違反の疑いで元教諭高田広司容疑者(70)=名古屋市天白区植田東=を逮捕した。容疑を認めているという。

 同課によると、高田容疑者は市販のモデルガンを殺傷能力がある拳銃に改造。自宅でビスケットやビール缶を撃つ動画を撮影し、ナレーションを付けてユーチューブに投稿していた。

 逮捕容疑は7月5日、自宅で改造拳銃8丁と模造拳銃2丁を所持した疑い。

 警視庁が2月、サイバーパトロールで高田容疑者の動画を発見。自宅の家宅捜索で押収した改造拳銃を鑑定し、殺傷能力があると確認した。同容疑者は「高校生の頃から、趣味でモデルガンを持っていた」などと話しているという。