競泳の富田宇宙、気持ちで取った銅メダル
200m個人メドレーでもメダル、最後の自由形で3人抜き
競泳の男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)で富田宇宙(日体大大学院)が銅メダルを獲得した。平泳ぎを終えて6位だったが、最後の自由形で一気に3人をかわした。今大会へ向け強化してきた背泳ぎ、平泳ぎは成果を十分に発揮できなかったものの、得意種目での見事な追い上げに「最後はすごく気持ちを込めて泳いだ」と振り返った。
初出場のパラリンピック。26日の400メートル自由形(視覚障害S11)では銀メダルを獲得し、驚くほどの祝福や「感動した」というメッセージを受け取った。「この場でパフォーマンスをさせていただくことは本当に幸せだと思った」。今回はより気持ちを込めてレースに臨み、二つ目のメダルを勝ち取った。