ファミマ店頭にデジタル看板、商品広告など配信
伊藤忠と新会社設立で合意、娯楽情報や公益情報も提供へ
伊藤忠商事と子会社のファミリーマートはこのほど、ファミマ店頭にデジタル看板を設置し、広告や娯楽情報を配信する新会社を設立することで合意したと発表した。全国1万6600の店舗網を生かした宣伝力で広告収入を得るとともに、来店客の増加にもつなげたい考え。
レジの背後などに音声の出る大画面を設置し、請け負った商品やサービスの広告を配信。クイズや音楽などの番組や、「オレオレ詐欺」防止を促す公益情報も提供する。
新会社の資本金は9億9000万円で、ファミマが7割、伊藤忠が3割出資。10月に事業を開始し、2022年春までに東名阪と沖縄の3000店舗、3年以内をめどに設置可能な全店舗への導入を目指す。