飯塚翔太選手「一番長く感じた200メートル」
静岡県の公道で聖火リレー、「宝のような時間になった」
24日に開幕が迫った東京パラリンピックの聖火リレーが17日、静岡県で始まり、唯一の公道走行区間となった御前崎市~菊川市の約4・1キロを68人のランナーが走り抜けた。
御前崎市出身でリオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの飯塚翔太選手(30)が最初の区間を走行。200メートルを最も得意とするが、「今までで一番長く感じた200メートル。宝のような時間になった」と話した。
新型コロナウイルスの感染拡大などを受け、この他の聖火リレーの公道走行は取りやめ。浜松市の陸上競技場では点火セレモニーが開催され、静岡市や熱海市の公道を走れなかったランナーが同競技場で聖火をつないだ。
18日以降は、千葉、埼玉、東京の3都県で聖火リレーの代わりに点火セレモニーが行われる。