夏の甲子園、台風の接近で開幕が10日に順延
2年ぶりの開催、選手宣誓に臨む木下仁緒主将が予行練習
第103回全国高校野球選手権大会の大会本部は8日、台風9号の接近による悪天候が予想されるため、9日に予定していた開幕を10日に順延すると発表した。開幕順延は2017年の第99回大会以来、4年ぶり5度目。日程変更に伴い、決勝は26日となる。
8日は甲子園球場でリハーサルが行われ、選手宣誓に臨む小松大谷(石川)の木下仁緒主将が予行練習をした。新型コロナウイルス感染防止対策として、リハーサルには出場49校それぞれのプラカードを持つ市西宮(兵庫)の女子生徒と、選手では木下主将だけが参加。「密」を避けるための立ち位置などを確認した。
新型コロナの影響で昨年の第102回大会は中止されており、2年ぶりの開催。