ピンクのカーペット、 3万5000株の 「桃色吐息」


千葉県富津市のマザー牧場で、ペチュニアを品種改良

ピンクのカーペット、3万5000株の「桃色吐息」

マザー牧場で見ごろを迎えているペチュニアを品種改良した「桃色吐息」=28日、千葉県富津市(時事)

 マザー牧場(千葉県富津市)で、ペチュニアを品種改良した「桃色吐息」が見頃を迎えている。昨年の約2倍の約9000平方㍍に3万5000株が植えられ、斜面はピンク色に染められている。

 桃色吐息は、夜間や雨の日などに花が傷むのを防ぐため、自ら花びらを閉じて夜露や雨水から身を守る。晴天でも梅雨のように雨が続いた後は、鮮やかなピンク色の花畑を見ることができなくなるという。

 しかし、雨が上がり、十分に太陽の光を浴びると、また花を開き鮮やかな色で山肌を彩る。雨の影響がなければ、9月末までは楽しめるという。