将棋連盟などがクラウドファンディングを活用
関西将棋会館の移転で、額に応じて感謝状や記念品を用意
日本将棋連盟の佐藤康光会長と大阪府高槻市の浜田剛史市長は27日、同連盟の西日本の拠点である関西将棋会館(大阪市福島区)を高槻市に移転する費用の一部をクラウドファンディングで募ると発表した。
ふるさと納税制度を利用したクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を用いて、28日午前10時から募集を開始。今年末までに1億円の寄付を目指し、来年以降も継続する。
同連盟は寄付額に応じ、感謝状や豊島将之二冠=竜王、叡王=らトップ棋士によるプレミアム指導対局、「AI(人工知能)を超えた」と話題になった藤井聡太二冠=王位、棋聖=の指し手の盤面をプリントした扇子などの記念品を用意する。