バトミントン女子ナガマツ、平常心で幕開け


優勝候補の永原・松本組、「五輪という舞台を楽しめた」

バトミントン女子ナガマツ、平常心で幕開け

バドミントン女子ダブルス1次リーグ、プレーする永原和可那(奥)、松本麻佑組=24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(時事)

 初の五輪に金メダル候補として臨む女子ダブルスの永原、松本組は、難なく白星発進した。持ち前の強打に、緩いショットを効果的に交えて21-7、21-3と圧倒。松本は「五輪という舞台を楽しめた。ワクワクしていた気持ちを出せた」と声を弾ませた。

 世界選手権を連覇しているペアへの期待は高い。五輪に2度出場した所属先の佐々木監督が「私だったら耐えられない」と話す重圧は、今の2人からは感じられない。永原は「開会式を見て、いよいよ五輪が始まったんだなと思った。この舞台で戦うことをずっと夢見てきた。あすもコートに入ったら試合を楽しみたい」と気負いなく話した。