ソフト女子が豪州戦、上野「やっと試合できる」


「思い切り暴れたい」先陣へ気合、暑熱対策もカギに

ソフト女子が豪州戦、上野「やっと試合できる」

初戦を翌日に控えた練習で、キャッチボールをするソフトボール女子の上野=20日、福島県営あづま球場(時事)

ソフト女子が豪州戦、上野「やっと試合できる」

初戦を翌日に控え、ブルペンで投げるソフトボール女子の上野=20日、福島県営あづま球場(時事)初戦を翌日に控え、ブルペンで投げるソフトボール女子の上野=20日、福島県営あづま球場(時事)

 ソフトボール女子日本代表が初戦のオーストラリア戦を翌日に控えた20日、試合会場の福島県営あづま球場で公式練習を行った。冒頭の30分が公開され、選手らは守備練習を中心にこなした。

 投手の二本柱、上野と藤田(ともにビックカメラ高崎)はブルペンでの投球練習などで調整した。大事な初戦の先発投手について、宇津木監督は「一晩考えさせてください」。2008年北京五輪金メダリストで、38歳最後の日を迎える上野は「やっと試合ができるという気持ちが大きい。高ぶり過ぎないようにコントロールして入りたい」と気合十分。30歳の藤田も「しっかり準備してきたので、思い切り暴れたい。体は仕上がっている」と意欲的に話した。

 豪州は北京五輪まで、過去4大会ですべてメダルを獲得した実力国。日本は18年の世界選手権などで快勝した実績があるが、気の抜けない相手だ。試合は午前9時開始で炎天下となりそう。前日練習で上野と藤田が「想像以上」と口をそろえた暑熱対策もカギとなる。