都選管の投票呼び掛け、街頭からネットへシフト


コロナ影響で、動画の活用などで若年層投票率向上を狙う

都選管の投票呼び掛け、街頭からネットへシフト

7月4日投開票の東京都議選に向け、投票を呼び掛ける都選挙管理委員会の担当者=23日午後、都庁(時事)

 選挙における若年層の投票率向上が課題となる中、東京都議選(7月4日投開票)に向けて都選挙管理委員会は、インターネットでの啓発に力を入れている。これまでは街頭のグッズ配布が中心だったが、新型コロナウイルスの影響で対面ではないスタイルにシフトした。

 都選管によると、今回の目玉として、約100万人のフォロワーを抱える若手ユーチューバー「ねお」さんのチャンネルで、都議選に関する動画を公開。タレントのデーブ・スペクターさんとの対談で、「何を考えて投票すればいいのか」「私の一票で変わるのか」など率直な疑問をぶつけている。

 このほか、女性誌「ノンノ」などのモデルが都議選について語る記事を同誌のウェブサイトに掲載。いずれも20歳前後の若者を意識したもので、選管担当者は「とにかく軟らかく選挙を語ってもらうことを重視した」と話す。

 都選管は2020年の都知事選でも、ネット媒体を活用したPRを展開。今回は、感染拡大に伴う巣ごもり需要で利用者が増えている点に着目し、スマホゲームで表示される広告も採り入れた。広告では、都選管が選挙啓発のイメージキャラクターとして起用した女優の浜辺美波さんの動画が流れる。

 都選管は、有権者の反応を踏まえ、今後もネットでのPRを進める方針。担当者は「さらに効果的な取り組みにつなげたい。コロナが落ち着いた後も、ネットでの啓発は続ける」と話している。