任天堂が発表、懐かしのおもちゃ展示資料館


京都府宇治市に2023年度完成予定、過去の商品を展示

任天堂が発表、懐かしのおもちゃ展示資料館

任天堂が京都府宇治市に開設する過去の商品を展示する資料館の完成図(同社提供・時事)

 任天堂は2日、過去に発売した懐かしのおもちゃを展示する体験型資料館を京都府宇治市にオープンすると発表した。過去の商品を展示する施設は初めて。同社は「ファミリーコンピュータ」、「ゲーム&ウオッチ」などの大ヒットゲーム機やソフトを生み出したが、展示品や体験の内容は「現時点で未定」(広報グループ)だという。2023年度に完成予定。

 資料館は近鉄小倉駅近くの宇治小倉工場を改装する。同工場は1969年に建設され、かつてはトランプや花札の製造やゲーム機の修理を行っていたが、2016年に他工場に業務を移管してからは、製品の保管場所として利用していた。