全国初、東京で潜在看護師への集団接種を開始


コロナワクチンの打ち手確保策の一環、安心して現場復帰へ

全国初、東京で潜在看護師への集団接種を開始

離職している「潜在看護師」への集団接種=30日、東京都新宿区(時事)

 新型コロナウイルスワクチンの打ち手確保策の一環として、東京都看護協会などは30日、離職している「潜在看護師」への集団接種を東京都新宿区で始めた。協会によると、こうした取り組みは全国初。実技研修を受けた人のうち希望者が対象で、安心して現場復帰できるようにするのが狙い。

 1回目のこの日は、約200人が接種。医療現場を離れて約20年の伊勢明子さん(47)は「感覚は覚えている。少しでも役に立ちたい」と話した。