全国で観測、赤黒い赤銅色の「スーパームーン」
約3年ぶり、満月が地球の影に入って暗くなる皆既月食
満月が地球の影に入って暗くなる皆既月食が26日夜、全国で起きた。日本では2018年7月28日以来、約3年ぶり。
国立天文台によると、月は午後6時45分ごろから欠け始め、北海道や東北、中部のそれぞれ西部と西日本では、部分月食の状態で月の出を迎える。皆既月食の時間帯は午後8時9~28分と全国共通。
26日の満月は、今年の満月のうち地球との距離が最も近く、大きく見えるため「スーパームーン」とも呼ばれる。皆既月食は太陽と地球、月が一直線に並んで起きる現象で、皆既月食中も太陽の光が一部、地球の大気を通って月面を照らすため、赤黒い色に見える。
次回日本で皆既月食が起きるのは22年11月8日。