満開の見事さと散り方の潔さ 桜を愛した日本人の心


400

万葉の花研究家 片岡寧豊さんに聞く

 古来、日本人は桜を愛し、さまざまな思いを桜に託して言葉に紡ぎ、絵や音楽に表現してきた。桜が日本人の心性を育ててきたとも言えよう。古都奈良も3月下旬から4月下旬にかけて、桜の花に彩られる。万葉の花研究家・片岡寧豊(ねいほう)さんに奈良の桜の名所めぐりをしながら、桜と日本人について話を伺った。
(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

勢いよく咲く強さ/一気に散る清さ


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ