翁長雄志知事、県政運営方針で改めて主張
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関して、翁長雄志(おながたけし)知事は19日、県議会2月定例会の県政運営方針で改めて辺野古移設反対を主張した。同知事による工事中断の申し入れもむなしく、沖縄防衛局による移設のための海底ボーリング調査の準備作業が着々と進められている。22日には2000人規模の移設阻止のための集会が開かれたが、知事と反対派のリーダーの姿はなかった。(那覇支局・豊田 剛)
翁長雄志知事は19日、県議会2月定例会で県政運営方針を行い、第三者委員会の報告を踏まえ、「埋め立て承認の取り消し、撤回を検討する」と述べた。