接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖


国境警報

尖閣諸島沖を航行する中国海警局の「海警」=5月15日(第11管区海上保安本部提供)

尖閣諸島沖を航行する中国海警局の「海警」=5月15日(第11管区海上保安本部提供)

 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は18日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警2103」と、「海警1302」「海警2301」「海警6304」で、同日午後3時現在、南小島の南南東約35㌔付近を航行している。

(沖縄支局)

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 一方、防衛省の発表によると先週1週間で、10~12日、16日、東シナ海および日本海で、10、15日はオホーツク海でも、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。

(川瀬裕也)