学術会議と国民の意識 組織の見直し求める世論


学者の「思考停止」乖離生む

 前回の当欄では、先に発売された保守派月刊誌12月号の論考を題材にしながら、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命拒否した問題の核心は、人文・科学分野の学者が日本共産党シンパをはじめとした左派に偏ることで起きる反政府的な政治活動に歯止めをかけることにあると指摘した。その後発売された月刊誌もこの問題を取り上げているので、今回も論じることにする。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ