NW誌「百田現象」特集で「普通の人」の声にやっと気付いた元毎日記者
◆なぜ売れるかを探る
「永遠の0」「日本国紀」などで知られる作家の百田尚樹。今やしばしばツイッターで“炎上”するような歯に衣(きぬ)着せぬ発言で人気を博し、本は売れ、映画化されればヒットし、保守系ネット番組で彼の声を聞かない日はないくらいだ。
小説は別にして、彼の言論活動のほとんどが「朝日新聞と中国と韓国を批判する」ことに費やされている。なぜその百田が売れるのだろうか。ニューズウィーク日本版(6月4日号)が「日本を席巻する『百田尚樹現象』」という特集を組んだ。「なぜ」に迫ろうというわけだ。
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