テロ拡大は欧米の外交の失敗が原因と非難する「ミドル・イースト・アイ」


◆最初の犠牲者シリア

 北アフリカ・リビアでの2011年のカダフィ体制崩壊後、欧州、北アフリカで、過激派組織「イスラム国」(IS)などによるテロが頻発している。体制崩壊後の欧米の対応のまずさがテロの拡散につながったと指摘されている。

 英国の外交アナリスト、マーク・カーティス氏はニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」への寄稿で、北大西洋条約機構(NATO)主導でカダフィ体制が崩壊した結果、リビアがテロの温床となり、テロ被害は欧州、アフリカ14カ国にも及んだと指摘、欧米諸国の責任を追及した。


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