少子化問題が深刻化する中、能天気に低次元な「言葉狩り」に終始する毎日
◆人口減対策進める仏
生まれた赤ちゃんは昨年、戦後最少の94万人。1人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す「合計特殊出生率」は1・43で、2年連続で低下した。出生率は2・07あって初めて人口が維持できるから、人口は減るばかりだ。昨年1年間では約40万人減った(各紙2日付)。
こんな数字を突き付けられると、改めて少子化の深刻さが知れる。これはわが国だけの問題ではない。人口減を経験した国は大いに苦慮してきた。フランスがそうだ。
...【全文を読む】