ノーベル賞受賞者に地方大出身が目立ち考えさせられる産経の指摘
◆喜びの一方で憂慮も
昨年の青色発光ダイオード(LED)開発者・赤崎勇・名城大教授ら3人が物理学賞を受賞したのに続き、今年も日本人2人のノーベル賞受賞が決定した。医学・生理学賞には北里大特別栄誉教授の大村智氏、物理学賞に東大宇宙線研究所教授の梶田隆章氏である。2年連続の複数受賞となった日本人の業績を称(たた)え、大いなる誇りとしたい。
日本はこれで、ノーベル賞前記2部門に化学賞を加えた自然科学3部門で21人受賞となったが、特に2000年からに限ると16年で16人が受賞となり、米国に次ぐ2位。毎年1人は受賞している計算になり、目覚ましい受賞ラッシュである。
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