国連演説に共産主義者ゲバラ賛美で筆が滑った反安保法論調の東京


◆「救いがたい」に相槌

 「週の初めに考える」。東京新聞にそんなタイトルの社説がある。東京がどう考えているのか、ときどき目を通すが、朝日よりも左シフトで何が書かれていてもさほど驚かない。が、9月28日付にはびっくりさせられた。ゲバラへの憧憬が連ねられていたからだ。

 ゲバラとはアルゼンチン生まれの伝説的な革命家だ。カストロとともにキューバ革命を成功させた後、アフリカ各地で革命闘争に加わり、1967年に南米ボリビアで処刑された。わが国でも70年安保時、過激派が英雄に祭り上げた。「イスラム国」と同じとまでは言わないが、テロリストに変わりはない。


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