ISの前に米軍イラク追加派遣は「少な過ぎる」と警告するWSJ紙


◆オバマ大統領を非難

 オバマ米大統領は、イラク中西部アンバル州に米兵450人を新たに派遣する方針を決めた。過激派組織「イスラム国」(IS)が州都ラマディを制圧したことに対抗するための措置だ。イラク政府軍に戦術面の助言を与え、同州多数派、イスラム教スンニ派に戦いに加わるよう説得を試みるという。

 ラマディは首都バグダッドから100㌔ほどであり、ISの勢力拡大に米政府内でも衝撃が走った。この増派でもイラク駐留米軍は4000人足らずで、ISに対抗するには「不十分」(米紙USAトゥデー)との指摘が米国内で相次いでいる。


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