「骨太の方針」の政府骨子案にそろって歳出削減の強化を求める各紙


◆幅利かす財政再建論

 政府は、経済財政運営の基本方針「骨太の方針」の今月末の取りまとめに向け議論を本格化させている。

 10日の経済財政諮問会議に政府が提示した骨子案は、政策的な経費を税収などでどれだけ賄えているかを示す基礎的財政収支の赤字幅を、2015年度の対国内総生産(GDP)比3・3%から18年度に同1%程度へ引き下げる中間目標を盛り込んだ。自民党の財政再建特命委員会でも独自に財政再建計画案を作成し最終報告をまとめている。

 さて、政府の骨子案に対し、これまでに社説で論評を掲載したのは4紙。日付順に見出しを並べると、以下の通り。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ