ネット時代に流出する個人情報のビジネスを特集したダイヤモンド
◆気味悪さ感じる電話
今や日常茶飯事になった感があるが、ある日突然知らない企業や団体から電話がかかってくることがある。聞いてみると生命保険の勧誘から不動産、投資会社の売り込み、選挙の投票依頼など、「なんで私の電話番号を知っているの」と思いたくもなるが、気味の悪さを感じさせることしきり。聞くところによれば、世間ではそうした個人情報なるものが本人の知らないところで行き交い、しかもそれが頻繁に売買の対象になっているという。例えば、昨年7月ベネッセコーポレーションの進研ゼミのサービス顧客情報が流出し、それらの名簿が売買されていたという事件があったのは記憶に新しい。
...【全文を読む】