官邸ドローン事件で犯人ブログを丸写しした文春、新潮のお粗末さ


◆“労せずして”記事に

 首相官邸の屋上で、小型無人機「ドローン」が見つかった事件は、新技術と規制という新しい課題を突きつけた。ドローンは搬送、測量、撮影などから災害時の調査、人命救助に至るまで広範囲に利用できる可能性を秘めた技術だ。しかし、今回のように悪用もできるため、規制や対策が急がれている。

 とはいえ、技術は最終的にはそれを使う人間に委ねられる。今回の事件はいかなる人物がドローンを使って官邸を“襲撃”したのかを見ることで、今後の対策に生かしていかなければならない、という課題を残した。

 週刊誌は早速、容疑者・山本泰雄(40)の人物像に迫っている。


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