流血事件多発の中東情勢に歴史と宗教を特集したエコノミストなど


◆重なり合う帰属意識

 宗教に関心の薄い日本人にとって現在、世界で起こっている出来事はなかなか理解できないことが多い。例えば、中東でのIS(「イスラム国」)のようなイスラム過激派による残忍な殺戮(さつりく)事件は、単なるテロ行為なのか、それともイスラム教の教義によるものなのか、はっきり答えられる人は意外に少ない。


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