女性の貧困を家庭崩壊や人生態度問わず雇用問題にすり替える朝日


◆筋違いな性役割批判

 最近、貧困に関する記事が新聞に散見される。

 朝日は「女が生きる 男が生きる」シリーズで「そこにある貧困」(7月26、27日付)、読売は「貧困 子供のSOS」(30日付~)、毎日は「母子家庭の『貧困』今も昔も」(29日付)などだ。朝日は社説で「子どもの貧困 ひとり親世帯を救おう」(30日付)と論じている。

 この背景には子供の貧困率の高まりが挙げられるが、「便乗商法」のような不可解な記述が少なくない。朝日の「そこにある貧困」がその典型だ。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ