五輪を政権闘争に引きずり込む朝日、負けを恐れて保身に走る政治家
◆変わり身の早い福島
「政治家にとって内なる敵は何か」と、高名な宗教家にお聞きしたことがある。即座に答えが返ってきた、「保身である」と。保身とは、自分の地位、名声、安穏を失うまいと身を処すること。東京五輪を無観客とする政治判断にも「保身」のにおいがする。
福島県で行われる五輪の野球・ソフトボールは当初、観客は収容の半数となる上限7150人で実施することになった。ところが、その決定の2日後、知事は一転して無観客と決めた。変わり身の早さに驚く。北海道が前日に無観客と決めたので大急ぎで追従したのか。五輪でコロナ感染が増えれば責任が問われる。そんな保身が透けて見える。
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