都知事選に脱原発のシングルイシュー迫った朝日、毎日の肩すかし
◆選挙中に「原発」連載
東京都知事選で脱原発派候補が敗北した。とりわけ細川護熙(もりひろ)、小泉純一郎両氏の元総理コンビによるシングルイシュー(単一争点)化は都民から拒絶された。細川氏は次点どころか3位に終わった。朝日と毎日の脱原発キャンペーンも空しく散った。
両紙は細川氏が立候補を表明すると、「首都で原発を問う意義」(朝日1月15日付社説)「原発も大きな争点だ」(同・毎日)と脱原発を都知事選の一大争点に据え、それ以降、脱原発キャンペーンを張り続けてきた。細川氏への肩入れは尋常ではなかった。
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