東京一極集中から脱し地方での新しい働き方推奨するエコノミスト


◆成果見えぬ地方創生

 安倍政権によって2014年に「まち、ひと、しごと創生総合戦略」いわゆる地方創生戦略が制定された。人口減少による地方の消滅を阻止すべく、地方活性化を促し都市部への人口転出に歯止めをかけようとしたが、今のところ際立った成果が上がっているようには見えない。むしろ、労働人口の減少によって人材不足が生じ、都市部へ人口の流れは止まらない。その証拠に東京圏への転入超過数を見ると18年(14万人)は14年(11万6000人)に比べ24・7%も増加している。


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