国民の生存権を守るための権限を国に与えず義務は果たせと言う朝日


◆権利制限は国際常識

 新型コロナウイルス禍を制する緊急事態宣言が5月末まで延長された。国民は引き続き外出自粛や休業を求められる。さて、どう踏ん張るか、思案顔の読者も多かろう。気を緩めれば元も子もない。ここは工夫を凝らし、生き抜いていくほかない。

 ところが、働く権利、遊ぶ権利、移動する権利、生存の権利等々、権利を叫ぶ声が漏れ聞こえる。パチンコ店の中には営業を強行し、大繁盛している所もあった。志村けん氏が健在なら「カラスの勝手でしょ」とは決して言うまい。生きる権利を守るには「勝手」では済まされず、時にはその権利が制限される。


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