グローバル人材の資質は「柔軟に対応する姿勢」


グローバル人材の資質は「柔軟に対応する姿勢」

 「グローバル人材」と盛んに言われるが、具体的にはどのような資質が求められているのだろうか。

 経団連が昨年11月から今年2月、企業(463社)に行ったアンケート調査によると、グローバル人材に求める素質・能力として最も多かったのは、「海外との社会・文化・価値観の差に興味・関心を持ち、柔軟に対応する姿勢」。この項目は、2011年の前回調査では3位だったが、トップに躍り出た。

 次いで多かったのは「既成概念にとらわれず、チャレンジ精神を持ち続ける」、「英語をはじめ外国語によるコミュニケーション能力」だった。

 こうした人材を育成するために、大学には「日本人学生の海外留学」「学生の意欲・能力、適性や高校時代の体験活動等を総合的に判断する大学入試への改革」を期待。

 初等中等教育には、「児童・生徒のコミュニケーション能力、発信力の向上」「国語教育や日本の歴史・文化等に関する教育」を期待する回答が多かった。

 日本はもちろんのこと、海外の文化・価値観を意欲的に学び、日本と海外の課題を知って、海外の人とも積極的にコミュニケーションできる能力が若者に求められている。