増子 耕一 rss

植村冒険館、移転しリニューアルオープン

植村冒険館、移転しリニューアルオープン

人となりを掘り下げて紹介、足跡を伝える詳細な年表  東京都板橋区蓮根にあった植村冒険館が、昨年12月、板橋区加賀1丁目の植村記念加賀スポーツセンターに移転してリニューアルオープン。同センターは元、東板橋体育館という名称だ…

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カール・マスクス(Karl Marks-Wikipedeaより)

マルクス主義の呪縛 権力の濫用はソ連崩壊後も

《 記 者 の 視 点 》  ロシアに滞在している外国人が、身近に被る犯罪被害は警察官によるものが多い。街角でパスポートの提示を求められ、宿泊先に置き忘れていたりすると、罰金として金が要求される。ビザがおかしいとか、言い…

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東京都写真美術館で「松江泰治 マキエタCC」展

東京都写真美術館で「松江泰治 マキエタCC」展

独自の視点で世界の地表撮影、遠近法と重力からの解放  東京都写真美術館で「松江泰治 マキエタCC」展が開かれている。松江泰治さんは世界各地の都市や地表を独自の視点から撮影してきた。展示されているのは〈CC〉(2001~)…

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検閲でペンを折った未完の作「路傍の石」 

検閲でペンを折った未完の作「路傍の石」 

山本有三記念館で企画展 「路傍の石」に描かれた少年  東京都三鷹市にある山本有三記念館で、企画展《「路傍の石」に描かれた少年》が開かれている。  この小説は昭和12年1月から6月にかけて「東京・大阪朝日新聞」に発表された…

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「日本の新進作家」展 記憶は地に沁み、風を越え

「日本の新進作家」展 記憶は地に沁み、風を越え

東京都写真美術館で、可能性に挑戦する創造的精神を支援  東京都写真美術館で、18回目の「日本の新進作家」展として、作家5組6人による「記憶は地に沁み、風を越え」が開催中だ(1月23日まで)。写真・映像の可能性に挑戦する創…

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市川市が育んだ俳人 能村登四郎と能村研三展

市川市が育んだ俳人 能村登四郎と能村研三展

句集や色紙、直筆原稿、ペン、写真資料など展示  千葉県市川市の市川市文学ミュージアムでは、能村登四郎の生誕110年、没後20年を記念して「俳人能村登四郎と能村研三展」が通常展示エリアにて開催されている(令和4年1月27日…

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調布飛行場・格納庫のプロペラ機を見学

調布飛行場・格納庫のプロペラ機を見学

飛行機の離着陸を見学できるプロペラ・カフェが人気  東京都調布市にある調布飛行場は、離着陸する飛行機も多くなく、のんびりとした雰囲気の飛行場。隣接する武蔵野の森公園を散歩がてら、プロペラ機を見に来る人も多い。広さは39ヘ…

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スターリン主義の呪縛 ソ連の罪認めぬロシア

《 記 者 の 視 点 》  スイス在住のジャーナリスト、サーシャ・バッチャーニ氏の書いたドキュメンタリー『月下の犯罪』(伊東信宏訳、講談社)は、欧州の読書界を席巻した書で、祖父母、両親、作者と3世代にわたるハンガリー人…

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人間の霊性を無視して尊厳性を失う

社会科学と故郷喪失  社会科学は本当に人を幸福にするのか。戦争、飢餓、貧困、自然災害は克服されておらず、グローバル資本主義は現代文明の脆弱(ぜいじゃく)さをあらわにしている。  経済学者も本質的欠陥に気付き、佐伯啓思は『…

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米国に根付いた無神論 キリスト教文化の破壊を狙う

《 記 者 の 視 点 》  政治哲学者アラン・ブルームの著した『アメリカン・マインドの終焉(しゅうえん)』(1987年)は、米国社会が建国精神を離れて内面から崩れつつあることを描いた名著。三十数年たったが、精神の空洞化…

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