時事
「誰が大統領でも同じ」 米社会覆う格差の影
米国では今、失業率の低下や株価上昇など統計上の数字から経済の再生が進んでいるように見える。だがキニピアック大の調査によると、54%もの国民が生活苦を感じている。バイデン政権発足から20日で1年。新型コロナウイルス禍でも…
バイデン米政権発足1年 支持率低下 国際的信頼に影
アフガン「失敗」に批判集中 バイデン米政権の発足から20日で1年。「米国は戻ってきた」をスローガンに掲げ、同盟関係や国際協調の修復に力を傾けた。対中国を念頭にした日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の強化などを推し進める…
【2021年回顧】軍政復活 世界各地でクーデター
ミャンマーもアフリカも 新型コロナウイルス禍に覆われた2021年は、世界各地でクーデターが続いた年でもあった。21世紀に入って下火になっていた「軍政」が息を吹き返した。 ◇フラッシュモブ ミャンマーでは2月、軍が全権…
【安倍元首相インタビュー】改憲「機運醸成されてきた」
自民党の安倍晋三元首相は時事通信のインタビューに応じ、憲法改正について、衆院選で与党が勝利し、議論に前向きな日本維新の会、国民民主党が議席を伸ばした結果を踏まえ、「だいぶ機運は醸成されてきた」との認識を示した。インタビ…
HPVワクチン 厚労省 勧奨月内再開
子宮頸がん予防接種 8年ぶり 副反応疑い約3300人も 子宮頸(けい)がんなどの主因となるヒトパピローマウイルス(HPV)感染症を予防するワクチンについて、厚生労働省の専門部会は12日、2013年から中止している接種の…
「接種再開 被害生むだけ」 訴訟起こした原告女性ら
HPVワクチンの勧奨再開決定を受け、接種で健康被害を受けたとして全国で損害賠償訴訟を起こした原告女性らが12日、厚生労働省で記者会見した。女性らは「再開は新たな被害者を生むだけだ」「元の健康な体を返して」と訴えた。 …
中国共産党 習氏、長期政権へ権威確立
6中総会 11日に「歴史決議」 中国共産党の第19期中央委員会第6回総会(6中総会)が8日、北京で始まった。結党100年を迎えた党の歴史を総括する「歴史決議」案を審議し、最終日の11日に採択する見通しだ。毛沢東、鄧小平…
米 与党民主党 優勢維持へ試練
米中間選挙まで1年 経済に関心、党内融和カギ バイデン米大統領の「信任投票」となる中間選挙まで1年。与党民主党が議会上下両院で持つわずかな優位を維持できるかが焦点だ。社会が新型コロナウイルス禍からの回復途上にある中、国…
外相に林芳正氏起用首 相意向 岸田派の実力者
岸田文雄首相は6日、外相に林芳正・元文部科学相を起用する方針を固めた。外相だった茂木敏充氏の自民党幹事長就任に伴い首相が4日から外相を兼務しており、10日の第2次岸田内閣発足に合わせて任命する。 林氏は首相率いる岸田…
「辺野古」平行線のまま 官房長官 沖縄知事と初会談
松野博一官房長官は6日、沖縄県庁で玉城デニー知事と会談した。玉城氏は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を名護市辺野古へ移設する政府方針は「危険性の除去につながらない」と主張し、直ちに中止するよう要求。松野氏は現行計画の…
辺野古「聞く力」アピール 官房長官が沖縄初訪問
きょう玉城知事と会談予定 岸田内閣で沖縄基地負担軽減担当相を兼務する松野博一官房長官が5日、就任後初めて沖縄県を訪れた。懸案の米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に向け、地元との信頼関係を構築するのが狙い…