国連事務総長の中国「抗日戦勝式典」出席問題を論じたのは産経だけ
◆中立性を損ねる潘氏
「国連は中立であるべきだ。いたずらに特定の過去に焦点を当てるべきではない」
菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は先月31日の記者会見で、国連の潘(パン)基文(ギムン)事務総長が今日3日に北京で行われる「抗日戦争勝利70年記念式典」に出席することについて強い懸念と不快感を示したことを産経と読売(1日付)などの記事が伝えている。「国際社会の融和と発展の姿勢を強調することこそ、国連に求められているのではないか」と指摘したもので、潘氏の出席が「世界唯一の真に普遍的な機関」と自身で語ってきた、あるべき国連の中立性に疑義を生じさせているというのだ。
...【全文を読む】