日本ハムはキャンプ撤退へ
米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の代替施設建設予定地の辺野古(へのこ)が所在する名護市の稲嶺進市長は移設に強く反対。米軍再編特措法による基地再編交付金が2011年から停止されていることについて「基地に頼らない発展」を公約に掲げているが、プロ野球キャンプの事実上の撤退が決まるなど、市の経済には暗雲が漂っている。(那覇支局・豊田 剛)
普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設について「海にも陸にも基地を造らせない」と主張する稲嶺市長のもと、名護市を取り巻く環境は厳しさを増している。