フィリピン南部のイスラム過激派への懸念強まる
編集局 2014/11/10 アジア・オセアニア [会員向け]
襲撃・誘拐繰り返すアブサヤフ
フィリピン南部を拠点とするイスラム過激派が活動を活発化させている。イスラム武装勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府の和平合意に期待が集まる中、イスラム過激派のアブサヤフや、MILFから離脱したバンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)が、スンニ派過激組織「イスラム国」への支持を表明。依然として国軍への襲撃や資金集めの市民誘拐などを繰り返している。政府は国軍による空爆を行うなど、イスラム過激派の掃討を本格化させる方針だ。(マニラ・福島純一)
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