札幌雪まつりきょう開幕、2年連続オンラインで
28日まで、雪像の制作過程や雪まつりの歴史を動画で紹介
北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が5日、新型コロナウイルスの影響で昨年に続きオンラインで始まる。28日まで、雪像の制作過程や雪まつりの歴史を紹介する動画配信などが行われる。
本来なら、大通公園(札幌市中央区)などに約200基の雪像が並び、200万人以上が訪れる。札幌市などの実行委員会は昨年11月、2年ぶりに大通公園での開催を発表したが、変異株「オミクロン株」による感染急拡大を受け、断念した。
オンライン配信用の雪像は、市内の企業が生み出した仮想アイドル歌手「初音ミク」の冬季版「雪ミク」(高さ3メートル)。雪像作りに20年以上携わってきた佐々木俊夫さん(54)ら4人が、約2週間かけて完成させた。作業中、天候に恵まれたといい、佐々木さんは「白く、きれいな雪像ができた」と満足げな表情を見せた。
オンライン雪まつりサイトのアドレスはhttps://www.snowfes.com/online2022/