陸上自衛隊、ワクチン大規模接種再開へ発足式
「スピード感持って任務へ」、東京会場は28日に予約開始
開設準備が進む自衛隊の新型コロナウイルスワクチン大規模接種センター＝２４日午後、東京都千代田区（代表撮影）
自衛隊による新型コロナウイルスワクチン大規模接種で受け付けなどを行うプレハブ施設＝２４日午後、東京都千代田区（代表撮影）
陸上自衛隊は２４日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種再開に向けた体制を発足させ、準備開始式を開いた。東京会場は２８日に予約を開始、３１日から接種を始めるとしており、準備の様子も報道公開した。
陸自朝霞駐屯地（東京都練馬区）で開いた式典には、自衛隊中央病院の医官、看護官ら約１３０人が出席。森下泰臣東部方面総監は「国民に安心を届け、自治体接種を後押しするため、スピード感を持ち任務に当たってほしい」と訓示した。東京は昨年と同じ千代田区の合同庁舎が会場だが、エレベーターが老朽化で使えず、屋外にプレハブの接種会場を設ける。大阪は大阪市中央区の民間ビルに会場を移し、２月７日から接種を始める。
