「潜伏キリシタン関連遺産」登録3周年で記念展
来月19日からBunkamuraギャラリーで、40点を展示
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されてから3周年を記念して、長崎県とゼンリンミュージアム(福岡県北九州市)とのタイアップで、『遠ざかる「世界」、キリシタンが待ち望んだ「世界」』展が、2月19日からBunkamuraギャラリー(東京都渋谷区)で開かれる。
同展は3章構成で、第1章では、大航海時代を背景に貿易と布教によって明確になっていく日本の姿を当時の世界地図を通して読み解くものとなっている。第2章では、禁教によって世界と隔絶していった長崎のキリシタンに焦点を当てる。第3章では、250年にわたる禁教が解けてからの再度の出合いを関連資料から読み解くものとなっている。
会場では、古地図や信仰用具などレプリカを含む約40点が展示される。
期間は2月27日まで。入場料は無料。開館時間は、10時から19時まで。