カーリング最終予選、五輪の夢絶たれた日本男子
松村「精度の差が出た」、初の2大会連続出場ならず
1次リーグの最終戦を残して、無情にも北京五輪の夢は絶たれた。コンサドーレの日本男子のメンバーはイタリアに敗れ、がっくりと肩を落とした。その後、他チームの結果を受けて敗退が決まった。
勝てば望みをつなげた崖っぷちの一戦。相手の精度が高く、じわじわと引き離された。「シンプルに強いゲームをやられた。大事なところを押さえられず、精度の差が出た」。松村は悔しそうに振り返った。
2018年平昌五輪で、SC軽井沢クが長野大会以来20年ぶりに大舞台を踏んだ日本男子。コンサドーレは世界ランキングでは出場9チーム中、最上位だったが、後半エンドに大量失点して接戦を落とす試合が目立ち、雰囲気は重くなっていった。
平昌銅メダルの女子に負けじと存在感を示したかったが、初の2大会連続出場はならなかった。厳しい現実を受け止め、26年に向けて出直しを図る。(レーワルデン時事)