秋田、栗田支援学校と美大附属高が映像展覧会
両校の生徒が交流し制作、アーティストからアドバイスも
秋田市の新屋(あらや)地区にある秋田県立栗田支援学校中学部3年生と秋田公立美術大学附属高等学院2年生による「1日だけ、時間限定の展覧会ークリタ×クリエーター かきねをこえろ」が10日、秋田県秋田市の文化創造館で開かれた。
両校は、2014年からダンス、絵画、粘土造形などを通じて授業で交流。今年は、3年生が美大附属生の作品を紹介する映像作品の制作・発表と、両生徒が協同して作った作品を展示した。
チラシの制作から、金属工芸、美術部、デッサンなど8グループに両校の合計約50人が携わり各グループが映像で次々と発表、指導に当たったアーティスト3氏がリモートで各グループごとにアドバイス。群馬大学の茂木一司教授(現跡見学園女子大学教授)は「スライドや映像、音楽をうまく組み合わせ、昨年よりさらに上手になった」と語った。