黄色に染まる約400万本のコスモス畑が見頃
東京・国営昭和記念公園、一足早い秋の訪れを楽しむ
日中は暑さを感じるものの、朝晩は秋の様子が深まって来た23日、国営昭和記念公園(東京都立川市、昭島市)では、約400万本のコスモスが見頃を迎えている。園内には親子連れや写真愛好家らが、一足早い秋の訪れを楽しんでいた。
園内の北に位置する「花の丘」に植えられた、キバナコスモスの一種「レモンブライト」が満開となっている。花畑に設置された黄色い扉のフォトスポットなどが人気の的。同品種は来月中旬まで楽しむことができる。
新宿区から夫婦で訪れた50代女性は「黄色に染まった絨毯(じゅうたん)のようだ。一面に咲くコスモス畑から生命力を感じ、元気をもらえた」とうれしそうに話した。このほか、同園では、濃いピンクの花を咲かせる「サルスベリ」や、秋の七草で万葉集にも秋の季語として詠まれる「ハギ」の花も盛りを迎えている。