内戦下のイエメンで戦略的支配の強化をもくろむサウジとUAE


◆情報収集の拠点築く

 中東イエメンで、暫定政府とイスラム教シーア派の武装組織フーシ派の衝突が続く中、アラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルの水面下での活動が伝えられている。

 イランのファルス通信は、シーア派が8日、イスラエルの対外情報機関モサドの工作員を拘束しており、イエメンでのイスラエルのスパイ活動に関する資料を公開すると報じた。フーシ派のスポークスマンは「イエメンでのイスラエルの活動の一部、イエメンを軍事的に標的とする計画などの秘密が初めて明らかにされる」と述べている。


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